ニキビケアに必須!洗顔の選び方と仕方を伝授


思春期を迎えた若い人から大人まで、ニキビは多くの方が悩む肌のトラブルです。ニキビの予防には、洗顔方法と洗顔料選びが大切になります。
この記事では、ニキビケアに必要な洗顔の知識と、おすすめの洗顔料をご紹介します。

洗顔方法をチェックしてニキビケアを!

洗顔の目的は、ホコリや汗などの汚れ、古くなった皮脂や角質を取り除くことです。
ただし、ニキビケアの場合は皮脂や汚れを落とすために何度も洗顔を行うことが大切!とはなりません。

ニキビケアの洗顔でポイントとなるのが、肌を整えることです。毎日きちんと洗顔をして肌の汚れを落とし、肌を整えることによって、ニキビができにくい肌をキープすることができます。

ニキビケアの基本となる洗顔方法をおさらい

  1. 手を洗って清潔にし、ニキビの原因になりうるアクネ菌の繁殖を防ぐ
  2. ぬるま湯だけで軽くこすらずに洗顔し、ほこりなどの汚れを落とす
  3. 洗顔料をしっかりと泡立てたモコモコ泡で、顔を包み込むように優しく洗う
  4. 洗顔料が残らないようにしっかりとすすぎ、タオルでそっと顔の水気をとる

コレはダメ!やってはいけない洗顔方法

  1. ゴシゴシと強くこすり洗いをする
  2. 不十分な泡立てのまま洗顔する
  3. 熱いお湯で洗顔する
  4. 1日に何度も洗って皮脂を取りすぎる
  5. 手やタオルが清潔でない状態で洗顔する

いずれも顔に過剰に刺激が加わってしまうだけでなく、今あるニキビにも負担がかかってしまいます。
知らず知らずのうちに行っている方もいるかもしれません。今一度チェックしてみましょう。


ニキビケアに効果的な洗顔料の選び方

ニキビ予防をするには専用の洗顔料を使うことがおすすめです。効果的な洗顔料を選ぶための3つの要素を紹介します。

毛穴に詰まった皮脂の汚れをとる要素

ニキビの原因となるのが、毛穴につまった汚れや皮脂です。

ニキビケアのためには毛穴にある汚れをしっかりと吸着し、清潔に保てる洗顔料を選ぶことが大切です。
成分としてはモンモリロナイトやベントナイト、カオリンなどの天然クレイのものが良いでしょう。また炭など汚れを吸着させる成分が配合されているものも人気です。

アクネ菌をおさえる要素

アクネ菌はニキビの原因となるものですが、実は体に住み着いている常在菌であり、デメリットばかりではなく、皮脂を分解し肌を整える効果があることも最近の研究でわかってきています。

ニキビケアの洗顔料としてはアクネ菌を殺菌させるよりも増殖を抑えることが大切であり、成分としてはサリチル酸やイソプロピルメチルフェノールなどが有効といわれています。

大切な保湿力をキープする要素

乾燥を予防して肌を整えることは、アクネ菌の働きを抑えることにつながります。

洗顔料のなかには洗浄力の高いものもありますが、過度な洗浄は肌のバリアとなる皮脂までも余分に洗い流してしまい、乾燥を招きます。

そうならないために、保湿力をアップさせてくれる成分の入った洗顔料を選びましょう。たとえばヒアルロン酸が配合された洗顔料は、保湿力をアップさせて肌のキメを整えてくれます。


ニキビ予防に合った洗顔料でニキビのできにくい肌を目指そう!

ニキビケアのための洗顔まとめ

  1. ニキビケアとして洗顔する目的はホコリや汗、古くなった皮脂や角質を取り除くこと
  2. 洗顔方法はクリームのようにしっかりと泡立て優しく汚れを吸着させる
  3. 洗顔時にゴシゴシ強くこすること、熱すぎるお湯での洗顔はNG
  4. ニキビケアの洗顔料選びで大切なのは皮脂汚れ除去・アクネ菌抑制・保湿力キープの3要素

ニキビケアは常に肌を清潔に保ち潤いを与え、保湿力をアップさせて肌を整えることではじめて可能になります。
今日から洗顔方法をしっかりと実践して、ニキビのできにくい肌を目指しましょう!